「1次避難」とは「0次避難」の次に高い、緊急避難行動をいいます。
わたしたちは「避難勧告」や「避難指示」が緊急発令されたと同時に、すぐに身の安全を守る行動をとり、各自治体が指定している(学校・公民館・公園など)安全が確保できる避難所へ避難することになります。
大切な家族や知人と安全な避難行動をとるためにも、日ごろから防災意識を高めて災害の備えや対策をとることが大切です。
そこで今回は、1次防災(避難)に備えておきたい「防災アイテム」を、わかりやすく紹介していきたいと思います。
- 「1次避難」まず備えるべき必須アイテム
- 「1次防災」で備えておきたい防災用品
- 「0次防災」から追加して備えたい防災用品
緊急避難「1次避難」

防災用品は「0次・1次・2次避難」と、3段階の避難に分けて備えや対策をしておくことで、緊急時に慌てることなくスムーズに災害対応できます。
それでは「1次避難」に、必要な備えや対策を解説していきます。
- 0次避難:外出時に いつも持ち歩く「防災グッズ」
- 1次避難:避難所などへ持ち出す「1日程度の備え」
- 2次避難:避難生活を送るのに必要な備蓄「3日分」


まず準備したい必須アイテム(1次防災)

「1次避難」で、最も大切となるのが「1次防災」の備えです。
まず緊急避難するにあたり、1~3日程度しのげる「1次防災用品」を持って、身の安全を確保できる避難場所へ避難することになります。
防災用品とは、自分の身と家族の「命を守る」役割を担ってくれる、とても大切な「避難用品」であることをここで認識しておいといてください。
「1次防災用品」は、防災専門用語で「非常持出袋」(緊急防災リュック)といわれており、緊急時に命をつないでくれ、避難生活において活躍してくれる防災グッズです。
「非常持出袋」を準備するにあたり、手さげタイプのバックやカバンなどで防災用品を備える方がいますが、避難するときの安全面を考えると、肩から背負えるリュックが最も適しているので、手さげタイプのバックではなく背負えるリュックタイプを強く推奨します。
「リュック」は、手さげカバンで避難するより身体に負担がかかりにくく、子供や女性など高齢者の方でも、過度な重みを感じることなく、スムーズに避難できるメリットがあります。
また防災用品を背中に背負うことで、両手が空き不安定な場所でも身体のバランスを保ちながら歩くことができるので、「リュック」のメリットを活かして避難できます。
防災リュックは、避難先へ移動する際の転倒事故を抑止してくれる優れモノなので、肩から背負えるリュックタイプの機能性を生かして安心できる防災ライフを過ごしましょう。
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「情報収集」「情報発信」チェックリスト

大規模な災害を経験した多くの方が、共通して”口にする言葉”があります。
それは、スマホ(携帯電話)の”充電ができなくて困った”という一言です。
大規模な震災や水害が発生すると、ある一定期間「ライフライン」(電気・ガス・水道)がすべて遮断され、自宅や避難所のコンセントを利用して、スマホを充電するのは難しくなります。
緊急時に、充電不足によるバッテリー切れで、大切な家族や友人知人と連絡がとれないほど、辛くて悲しいことはありません。
スマホのバッテリー切れを発生させないためにも、日ごろから大容量の「モバイルバッテリー」「電池式充電器」「充電ケーブル」の備えは優先的に行ってください。
「防災ガイドブック」は、避難生活に必要なアドバイスが細かく掲載されているので、災害が起きる前に、市役所や区役所などに足を運んで備えることをオススメします。
避難所へ移動する際、災害の混乱で家族やペットとはぐれる可能性も考えられるため、捜索に必要な家族とペットの写真は防災リュックに携帯しましょう。
【0次防災・1次防災】共通アイテム | |
「情報収集・発信」編 | |
☒ スマホ(携帯電話) | ☒ モバイルバッテリー |
☒ 乾電池式急速充電器 | ☒ 充電ケーブル |
☒ 電源タップ | ☒ 携帯ラジオ |
☒ 乾電池 | ☒ イヤホン |
☒ ハザードマップ | ☒ メモ帳 |
☒ ボールペン | ☒ ネームペン(油性) |
【1次防災】 | |
追加して備えたいアイテム | |
☒ 防災ガイドブック | ☒ 家族とペットの写真 |
モバイルバッテリー(大容量タイプ)
災害時は停電の影響で「スマートフォン」の充電ができない状況に陥ることが考えられるため、できるだけ容量の大きいバッテリーを備えましょう。
「モバイルバッテリー」は、使用することなく長期間放置しておくと、時間とともに自然放電するので、定期的にバッテリー残量を確認して追加充電するように心がけてください。
ジャンル | モバイル バッテリー |
モバイル バッテリー |
モバイル バッテリー |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
容量 | 40200mAh | 30000mAh | 20000mAh |
機能 | 5台同時充電 急速充電 |
2台同時充電 急速充電 |
2台同時充電 急速充電 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 防災用のモバイルバッテリーは「20,000mAh」以上を選ぶ
- 実際に充電できる電気容量は容量の60~70%程度
- スマートフォン(2,500mAh)おおよそ約4.8回分の充電が可能
多機能ラジオ
- 防災ラジオは、電力の供給が絶たれたときに「ソーラー充電」「手回し充電」で自然蓄電・手動発電できるので、非常時に大変助かるアイテムです。
- モバイルバッテリーの充電が可能な「防災ラジオ」を備えておくことで、スマホの充電切れを補えるので、「モバイルバッテリー」とセットで備えることをオススメします。
ジャンル | 防災ラジオ | 防災ラジオ | 防災ラジオ |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
容量 | 4000mAh | 4000mAh | 10000mAh |
機能 | ソーラー充電 手回し充電 USB充電 乾電池使用 |
ソーラー充電 手回し充電 USB充電 |
ソーラー充電 手回し充電 USB充電 防水機能 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- AM/FM電波の受信電波が安定した「防災ラジオ」を選ぶ
- 多様な充電(ソーラー・手回し・USBなど)を選ぶ
- 付属期機能が充実しており、持ち運びしやすいタイプを選ぶ
「安全対策」チェックリスト

安全対策グッズは、自分と家族の「命を守る」大切な防災アイテムです。
懐中電灯・小型ライトは、安全な避難行動をとるのに必要不可欠なので、最低でも家族の人数分は用意するように心がけてください。
「光輝ランタン」は、家族や大人数で集まって「会話」や「食事」「調理準備」などする際に活躍してくれるので、最低2個以上は備えておくべきです。
災害が発生すると「がれき」「ビル」「エレベーター」などに閉じ込められたり、予期せぬ被害に遭うことも考えられるため、自分の居場所を音で伝えながら救援を求める「防災ホイッスル」は身を守るための安全グッズとなります。
災害時は混乱に乗じて犯罪が発生しやすくなるので、犯罪などの被害を防ぐためにも、助けを呼べる「防犯ブザー」を備えておくことは忘れないでください。
家族に小さなお子さんや高齢者がいる方は、頭に装着できる明かり「ヘッドライト」の備えをすることをオススメします。
「ヘッドライト」は、両手が自由になるので転倒事故に遭うことなく安全な避難行動がとれるメリットもあります。
「ビニールテープ」は、身の回りのちょっとした応急処置(貼る・留める)できる、便利な防災アイテムなのでガムテープなどと併せて備えましょう。
【0次防災・1次防災】 | |
共通アイテム「安全対策」編 | |
☒ 小型懐中電灯 | ☒ ホイッスル(笛) |
【1次防災】 | |
追加して備えたいアイテム | |
☒ LEDランタンライト | ☒ ヘッドライト |
☒ 電子ホイッスル | ☒ 防犯ブザー |
☒ ツールナイフ | ☒ ビニール・ガムテープ |
光輝懐中電灯
- LED懐中電灯はスマホのライトと違い、光を集める力が強いので目標物をピンポイントに明るく照らすことができます。
- LDEタイプは、とても「明るい」「消エネ」「電球切れ」しない、特徴があります。
ジャンル | 懐中電灯 | 懐中電灯 | 懐中電灯 |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
明るさ | 6100ルーメン | 9100ルーメン | 10000ルーメン |
機能 | USB充電 乾電池 IPX6防水 |
USB充電 乾電池 IPX4防滴仕様 |
USB充電 乾電池 IPX67防水 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 光量(光束)「ルーメン(lm)」が高いものを選ぶ
- 防災用の懐中電灯は軽量でコンパクトサイズを選ぶ
- 多様な充電機能がついている多機能タイプ選ぶ

ヘッドライト
- 頭に装着することで、両手が自由になり転倒事故を防ぐことができる。
- 早朝や夜間の薄暗い時間帯でも「ヘッドライト」は、手元や足元を明るく照らしてくれるので安全な避難行動がとれる。
ジャンル | ヘッドライト | ヘッドライト | ヘッドライト |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
明るさ | 1000ルーメン | 5000ルーメン | 6000ルーメン |
機能 | USB充電 乾電池 IPX6防水 |
USB充電 専用電池付き |
リチウム充電 乾電池 IPx5防水 ip6X防塵 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 光量(光束)「ルーメン(lm)」が高いものを選ぶ
- 乾電池と充電が併用できるタイプを選ぶ
- 防水性や防塵性などの機能性に優れているものを選ぶ
電子ホイッスル
- 災害時に自分の声の代わりに「ホイッスル」で居場所を知らせることができる。
- 犯罪など危険な目に遭ったときに、大きな音で助けを呼ぶことができる。
ジャンル | 電子ホイッスル | 電子ホイッスル | 電子ホイッスル |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
音量 | 120デシベル | 125デシベル | 120デシベル |
音種類 | 3種類 | 3種類 | 3種類 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 携帯しやすい(サイズ・重さ)ホイッスルを選ぶ
- できるだけ音量が大きいホイッスルを選ぶ
- 災害対策として防水機能が付いたホイッスルを選ぶ
防犯ブザー
- 災害の混乱に乗じて、子供や女性が性犯罪に巻き込まれやすくなる傾向にあります。
- 大切な家族を犯罪被害から守るためにも「防犯ブザー」の備えは必須です。
ジャンル | 防犯ブザー | 防犯ブザー | 防犯ブザー |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
音量 | 105デシベル | 130デシベル | 130デシベル |
ライト | 〇 | 〇 | 〇 |
防水 | 〇 | 〇 | 〇 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 警視庁が推奨している性能基準値85デシベル以上を選ぶ
- 夜間や暗い道でも安心して使用できるライト付きを選ぶ
- 災害対策として防水機能が付いた防犯ブザーを選ぶ
防災マルチツールナイフ
- 「ツールナイフ」は、マルチツールで何通りもの役割をこなすことができるのが最大の魅力です。
- 災害時にいろいろなシーンで活躍できる便利な防災グッズです。
ジャンル | ツールナイフ | ツールナイフ | ツールナイフ |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
機能 | 12機能 | 16種類 | 16種類 |
重さ | 62g | 42g | 98g |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 安全性が高いツールナイフを選ぶ
- 災害時に必要な機能が備わったツールナイフを選ぶ
- 小型・軽量の耐久性に優れたツールナイフを選ぶ
「救急用品」チェックリスト

災害発生直後や避難時、にちょっとした切り傷や打撲などの外傷を負いやすくなるものです。
また災害規模によっては医療機関も止まっている可能性があるため、いざという時の応急手当は自分たちで行う必要があります。
自分と家族の身体を守るためにも、災害用の「救急セット」は防災対策として、日ごろから備えておくことをおすすめします。
【0次防災・1次防災】 | |
共通アイテム「救急用品」編 | |
☒ ばんそうこう | ☒ 持病・常備薬 |
【1次防災】 | |
追加して備えたいアイテム | |
☒ 高機能ばんそうこう | ☒ 包帯 |
☒ ガーゼ(脱脂綿) | ☒ 三角巾 |
☒ 消毒液 | ☒ 綿棒 |
☒ 脱脂綿 | ☒ サージカルテープ |
☒ ピンセット | ☒ ハサミ |
☒ 軟膏ぬり薬 | ☒ 傷口ぬり薬 |
救急セット
- 災害時は、予想だにしない転倒や障害物による外傷や打撲などを負う危険性が増えるので、緊急応急処置用品の備えは必ずしてください。
- 「救急セット」は、誰でも分かる明るい暖色系のケースを備えることで、緊急時にパニックになることなく、すぐに救急ケースを見つけることができます。
ジャンル | 救急セット | 救急セット | 救急セット |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
アイテム | 19点 | 14点 | 18点 |
機能 | ホイッスル LEDライト付き 生活防水ケース |
ホイッスル | ホイッスル アルミブランケット |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 応急処置用品が充実している救急セットを選ぶ
- 防災リュックに入れられるコンパクトな救急セットを選ぶ
- 防水・撥水加工・クッション性に優れた救急セットを選ぶ
「衛生用品」チェックリスト

災害が発生すると水が不足して衛生管理が難しくなります。
たとえ、お水が不足したとしても身の回りの衛生を保てる備えが大切です。
災害が発生直後は「断水」に加えて、トイレなどの「排水パイプが壊れる」ことが多く、トイレの利用がまずできなくなります。
たとえ避難先にトイレの設備があったとしても、我慢しながら長蛇の列に並ぶことになりかねません。
生理的なストレスを回避するためにも「簡易トイレ」「消臭袋」「トイレットペーパー」「目隠しテント」「ポンチョ」などは事前に備えておく対策が必要です。
また「目隠しポンチョ」は、トイレの利用以外にもプライバシーを守る着替えや雨から身を守るレインコートとして利用できるので、緊急時のサポートアイテムと位置付けて必ず用意しておきましょう。
【0次防災・1次防災】 | |
共通アイテム「衛生用品」編 | |
☒ マスク | ☒ テッシュ |
☒ 除菌ウエット | ☒ 除菌スプレー |
☒ ハンカチ | ☒ 歯磨きセット |
☒ メガネ・コンタクト | ☒ 目薬 |
☒ 生理用品 | ☒ 生理用品ポーチ |
【1次防災】 | |
追加して備えたいアイテム | |
☒ タオル(複数枚) | ☒ コンタクト洗浄液 |
☒ ドライシャンプー | ☒ ポンチョ(目隠し) |
☒ トイレットペーパー | ☒ おしりふきシート |
☒ 簡易トイレ | ☒ 消臭袋 |
簡易トイレ
- 災害が発生すると「断水」に加えて、トイレなどの「排水パイプが壊れる」ことがあり、トイレの利用ができなくなる恐れがあるので、簡易トイレを常備して災害や断水に備えましょう。
- 家族と避難先で数日間過ごすことを前提に、必要数を計算して備えておくと、災害時も不安なく過ごすことができると思います。
- 個人差はありますがトイレの利用回数は一人1日6~10回といわれています。
ジャンル | 簡易トイレ | 簡易トイレ | 簡易トイレ |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
使用回数 | 100回分 | 50回分 | 50回分 |
保存年数 | 15年 | 15年 | 15年 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 自宅待機を想定するのであれば便器で使えるタイプを選ぶ
- 暗闇でも簡単に使用できるシンプルなタイプを選ぶ
- 凝固剤に消臭剤が含まれているタイプを選ぶ
プライバシーテント
- 「プライバシーテント」は、設営が簡単で持ち運びしやすいので、災害時の避難テントとして活用できる魅力があります。
- 被災すると「トイレ」と「着替え場所」に困る傾向にありますが、「プライバシーテント」は個人の大切なプライバシーを守ってくれるので、備えたいアイテムのひとつです。
ジャンル | プライバシーテント | プライバシーテント | プライバシーテント |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
人数 | 1人用 | 1人用 | 1人用 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 着替えテントがあると屋外での着替えも安心!
- プライバシーを守ることができる
- 簡易トイレの目隠しにも役立つので便利
「水濡れ予防対策」チェックリスト

防災用品の水濡れ対策は非常に重要です!
避難しているときに必要最低限の必需品が、水に濡れてしまっては一大事です。
「水濡れ対策」は、ジッパー袋を上手に活用することで、防災用品を「雨」や「水害」から守ってくれるありがたいアイテムです。
避難用品を水害から守るために「ジッパー袋」や、大サイズの「ビニール袋」に、小分けパック(ジャンルごとに)して備えることを絶対に忘れないでください。
【0次防災・1次防災】 | |
共通アイテム「水濡れ対策」編 | |
☒ ビニール袋(持ち手) | ☒ ジッパー袋 |
【1次防災】 | |
追加して備えたいアイテム | |
☒ ビニール袋(大) | ☒ 新聞紙 |
「身体を守る対策」チェックリスト

災害発生時は、大勢の方が安全な場所を求めて一斉に避難所へ集まります。
日常とかけ離れた環境で避難生活をおくることは、それなりの雑音や照明に悩まされることを覚悟してください。
しっかりと睡眠がとれる環境を確保するためには「耳栓」「アイマスク」「エアまくら」は必須アイテムとなりますので、必ず備えておきましょう。
【1次防災】 | |
備えたいアイテム | |
☒ 耳栓 | ☒ アイマス |
☒ エアまくら | ☒ 靴下・肌着・下着 |
☒ レジャーシート | ☒ 防災スリッパ |
☒ 防災アルミシート | ☒ 防災ブランケット |
防災スリッパ
- 「防災スリッパ」は、通常のスリッパとは異なる耐踏抜き機能(足の裏を守る頑丈なつくり)を備わっているため、ガレキの上や散乱したガラス片などの危険物から足を保護してくれます。
- 一般的なスリッパは柔らかく、足を完全に守るには不十分なので、災害環境下でも安心して行動できる「防災スリッパ」は備えたい防災アイテムです。
ジャンル | 防災スリッパ | 防災スリッパ | 防災スリッパ |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
ポイント | 釘を通さない! 折りたためる! |
左右どちらでもOK かかとが2WAY |
釘を通さない! 折りたためる! |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 靴底が頑丈な「耐踏抜き性」があるものを選ぶ
- 脱げにくい防災スリッパを選ぶ
- 見つけやすい目立つカラーの防災スリッパを選ぶ
防災ブランケット
- 「防災ブランケット」は、薄手で携帯しやすい特徴があり、身体をブランケットで覆うことで、体温を逃がすことなく寒さから身を守ってくれます。
- 避難先の硬い床に敷けば、クッション性の働きと冷たさを軽減してくれるので、防災用品として備えておきたいアイテムです。
ジャンル | ブランケット | 圧縮ブランケット | アルミブランケット |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
ポイント | コンパクト! 軽くて枕になる! |
圧縮真空パック 防虫・防カビ保存 |
静音タイプ! 防寒保温シート! |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- できるだけコンパクトで軽量のブランケットを選ぶ
- 「保温性」「耐久性」「形状」を確認して選ぶ
- 雑音が出にくい静かなモデルを選ぶ
「非常食」チェックリスト

【0次防災・1次防災】 | |
共通アイテム「携帯食」編 | |
☒ チョコ・飴 | ☒ ドライフルーツ |
☒ ゼリー飲料 | ☒ 栄養補助食品 |
【1次防災】 | |
備えたいアイテム | |
☒ アルファ米 | ☒ パンの缶詰 |
☒ レトルト(リゾット) | ☒ レトルト(スープ) |
☒ レトルト(おかず) | ☒ お菓子缶詰 |
長期保存食
- 災害に襲われて、最寄りの避難所やへ一時的に避難できたとしても、生活必需品が備えられていないケースがほとんどです。
- 被災地に、緊急救援物資(食糧・生活用品)が到着するのに、それ相応の時間を要し、被災者全員に物資が行き渡るまでに、早くて数日程度かかります。
- 救援物資が届くまで持たせる最低限の食糧(2~3日分)の備えは必須です。
ジャンル | アルファ米 | 非常食セット | 非常食セット |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
内容 | 12食分 | 7日分セット | 7日分セット |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 自分の嗜好にあった食べ慣れた非常食を選ぶ
- できるだけ保存期間が長い3年以上の非常食を選ぶ
- ゴミの量を抑えるためにパウチタイプの非常食を選ぶ
水(長期保存用)チェックリスト

一般の成人男性が一日に消費する水分量は、約3L以上と言われており、子供や女性・高齢者にいたっては、一日に2L程度の水分が必要となってきます。
断水してから水道設備が復旧するのに、それ相応の時間がかかる可能性があるので、約1週間程度(7日分)の備えを心がけましょう。
飲料水(備蓄量目安) | |||
世帯人数 | 1日分 | 3日分 | 7日分 |
1人世帯 | 3L | 9L | 21L |
2人世帯 | 6L | 18L | 42L |
4人世帯 | 12L | 36L | 84L |
長期保存水
- 体内の水分が不足すると「エコノミー症候群」や「心筋梗塞」「感染症」などの発症の原因となり、身体的にも精神的にも悪影響を及ぼします。
- 災害時の水分補給を軽視することなく、十分な水分を安心して摂取できるように、最低限必要な量(7日分以上)の備えをしてください。
ジャンル | 長期保存水500ml | 長期保存水500ml | 長期保存水2L |
商品画像 | ![]() |
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出典 | Rakuten | Rakuten | Rakuten |
保存期間 | 5年間 | 7年間 | 5年間 |
商品詳細 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
- 普段から馴染み(軟水)がある飲みやすい保存水を選ぶ
- できるだけ長期保存可能な保存水を選ぶ
- ミネラルの含有量が高い保存水を選ぶ
「貴重品」チェックリスト

緊急用のお財布に、「身分証明書」「健康保険証」「緊急連絡覧表」それぞれのコピーをまとめて管理しておくと、必要なときにスムーズに対応できると思います。
【0次防災・1次防災】 | |
共通アイテム「貴重品」編 | |
☒ 非常用財布(小銭) | ☒ 身分証明書コピー |
☒ 健康保険証コピー | ☒ 緊急連絡先一覧 |
【1次防災】 | |
備えたいアイテム | |
☒ 銀行通帳 | ☒ 印鑑 |
まとめ
予期せぬ自然災害は、安全な場所にいるときに発生するとは限りません!
災害は忘れたころに突然襲ってくるものです。
日ごろから防災対策の意識をもつことで、大きな災害に襲われたとしても、最低限の備えがあることで冷静な判断ができ、ゆとりをもった行動がとれます。
「1次防災用品」の備えは、自分と家族の命を守る大切な災害防衛用品となることは言うまでもないと思います。
まずは防災用品リストを参考にしながら、自分と大切な家族が安心できる防災用品の備えを進めていきましょう。